支出は削れるのか 11日目
生活の品質を下げず気持ちが寂しくならないような節約にトライする。
どの支出を削れるのだろうか、、、安易に考えてしまうのは電気、水道、食費の節約である。電気をこまめに消すや水を出しっぱなしにしない、安い食材を買うや外食をしないなどだ。
これを突き詰めようとすると、家庭や人によってはそれがやりがいだったり家族の団結や絆を深めることなのかもしれないが、我が家においてはささいな事での言い合いの火種になりかねないことだ。「電気消し忘れたでしょ!!」「今日のお風呂まだ二日目なのに抜いちゃったの!!」あげればきりがない程、お互いがお互いを監視しあうような状況になってしまう可能性が高く、そんな環境は幸せとは言えない。
生活水準はさげずに削れる支出、、、
まずは住宅ローンにフォーカスしてみた。
住宅を購入したのは今から約8年前の2012年で借入金額1400万円だった。住宅購入当時はいかに低金利で借りられるところを探す事より、自分にお金を貸してくれるところはあるのかと不安の方が強く、勤め先とのお付き合いのある東北労働金庫の一択で決めてしまった。当時の借り入れ内容は3年固定の変動金利で最初の3年間は0.9%でのちは1.3%の金利となる内容だ。
家の間取りや、内装、窓の位置やサイズから何からなにまで選択して熟慮し決断しなければならないことがたくさんあり、ローンは組めたら払うのが当たり前だと思っていて、まったく考えていないことだった。
3年過ぎた時の金利0.4%上がった時の金額の変更幅に驚いた記憶はあるが、それでもそれが当たり前で支払うべきものだと思っていた。
さらに借り入れるときの審査などこれまでにない緊張感や厳重さから、「借り換え」は手間がかかりめんどくさい事なのだろうという先入観が強くあった。
東北労働金庫=労働者のための金融機関なのできっと自分は最安金利で借り入れているだろうという偏屈な思い込み持っていた。
自分の先入観や思い込みを一度取り払い、住宅ローンの借り換えの余地の検討をしてみる事にした。
ネット検索し現在の金利を検索してみた。「住宅ローン借り換え」検索。
比較サイトなどを閲覧すると上位にジャパンネット銀行やauじぶん銀行などが出てきた。
その変動金利は0.49%などとなっていた。自分の現在の金利と比較するとだいぶ低い金利だった。借り換えシミュレーションをしてみたが金利がこのまま上がることがなければ、いくらかは総支払額が下がる試算が出た。ただ簡単なシミュレーションで出た金額
の結果を鵜呑みにする気はないがそれをもって借入先に相談をしてみた。
意外な返答だった「借入主様は3年固定金利でご契約されていまして今年度が三年目ですので今年度の金利を優遇させていただきますのでご検討ください」だった。
え?安くなるの?そんな簡単に?
もっと早く言ってみれば良かったや、その後はどうなるの?など疑問は残るが
いずれにせよ『ちょっと調べて聞いてみただけで』約50,000円くらいの利息を払わなくて良くなったのである。
今後も住宅ローンの借り換えについては一考の余地があるため、再びこの課題とは向き合うことになるだろう。
まずは住宅ローンの節約成功。