なおちの日記

何でも興味を持ったらトライしてみる!

転職活動再始動4

私は今後の体制を明確にすべくY支配人、M部長(旧支配人)、調理長にどうかお願いしますと声がけをして、近々に迫る冬季営業の体制を確認すべく会議の場を設けてもらった。

その中でまずはどのようにしようとしているかを伺う。

しかし全く何も考えていないような回答、、、、

どうしたらよいかわからないかのような、

私ははっきりと言った。

「これだけ従業員も減りさすがにいつも通りの営業はできません。私が所属していた部署の従業員だって一人です。しかも入社まだまもない未成年、、、、金属十数年の私ですら繁忙期の営業は様々なトラブルや問題に臨まなくてはならない状況になるのに、このまま冬を迎えたら絶対に事故が起きてしまいます。」と詰め寄った。

しかし「やらなきゃいけないのよ。やってもらわなきゃいけないの。」の一点張り。

 

説得の議論が飛び交った。

そんな中でも、調理長と私は今後来るであろう未来にどう向き合うかを献身的に考えていたが、Y支配人もM部長もどこか他人行儀な雰囲気を感じる瞬間は多々あった。

議論がエスカレートしなかなか理解を得られない状況にいら立ちもつのり私はこう言ってしまったのを覚えている。

「なんでそこまでしてそこまで他の方々まで苦しめてまで辞めさせてまで【支配人】を続けてられるのですか?「わからない」「知らない」なんて言えないんですよ。やれないなら引き受けるべきじゃないです。ほかの方にお任せするべきなのではないでしょうか」

そう言った言葉によりY支配人はひどく落胆したようすで「もういいあとは皆さんで決めてください」と言い離籍した。

しかしそこに食いついたのはM部長。

Y支配人を目の敵にしているため「無責任なことは言わせん」とY支配人を連れ戻した。

よくありがちな暗礁に乗り上げた状況。カオスである。

無理やりではあるが結果的に私が無理やりレストランの現場から宿泊施設(ホテル)へもどるということで結論付けようとした。

 

11月30日Y支配人の退職の連絡があった。突然のことだった。

現場は複雑な状況となった「まさかこの忙しくなる直前に逃げ出すなんて」や「ようやく悪政から解放される」など、、、

いずれにせよM部長が支配人に返り咲いた。

そしてY支配人の退職を受けさすがに冬季営業の一部のレストランを外部委託することにした。

私は宿泊施設(ホテル)のレストランサービス課にもどり冬期を迎えることとなった。

そしてそこで本当に苦しむこととなることを全く予期できていなかった。

 

転職活動再始動3

K常務が現場に来きて弁明の機会はすぐに得られた。

なんとしてもまずは事の経緯と事情をきちんと伝えたいと思った。

複雑な心境だったがY支配人に取り次いでもらい、直接対決の場を与えてもらうことができた。M旧支配人とY支配人も同席を命じられていた。

そこで事情の説明をした。本人たちには了承を得ていたため個人名も出して会社を去ろうとしている仲間がいる事、そしてその原因はY支配人にあるということを伝えた。

新聞の切り抜きも見せた。

K常務の答えはこうだった。

「お前自身は会社を辞めたいと思っているのか?」

私が返した返答は

「私はこの会社のおかげで経済的にも人間的にも成長することができ感謝しています。私は辞めたいとは思っていません。私はお客様にファンになってもらい、おとり引き業者様にもファンになってもらい、そして自分自身がなによりこの会社に勤めていて良かったと周りに自慢できる会社にしたいです」と答えた。

続けて「同僚が悩み苦しみ去っていく姿をみて、それが良い会社であるのか?と感じました」と言った。

K常務はこう言った

「お前の口からそれが聞けて良かった。そういう事だったのか。まぁみんなでやっていかなければいけないからな。しかしY支配人を採用しているのは経営者なのだからY支配人にたいしてはお前はとやかく言えないんだからな」

私自身の汚名は晴れたことになった。事実とは言え上司を本人を前に悪く言う行為は気持ちの良いものではない。

 

私の職場はスキー場に隣接したホテル。当然だが冬期間が稼ぎ時で忙しい期間である。

宿泊施設とロープウェイに隣接したレストランの営業をしており、その年の4月に私は宿泊施設からレストランに移動し、レストランの通年の管理を任せられていた。

私が宿泊施設に勤続しているころの私の所属部署の従業員は入社当時(約20年前)で10人いた。レストランに移動した際は5人だった。

だがその年の一番稼ぎ時の忙しい期間を迎えようとしているその時の旧部署の人員は1名だった。

従業員たちは退職し補充は無し、唯一残った従業員1名は何と入社2年目まだほとんど何もわからない未成年の従業員だった。

冬期間の営業は自営のゲレンデレストランを開店させる。4店舗ある冬季のみ営業する店舗を運営しなければならない。

毎年のことなのだが、従業員同士で「今年はどんな体制で冬季営業にあたるのか」という不安の声があがる。ぎりぎりまで体制が決まらずいつも直前で誰かが肩を叩かれる。

 

だがその年はよりいつも以上に従業員が大幅に減り閑散期の営業すらままならない状態にもかかわらずいつも通りの毎年営業している冬期間のみのレストランの営業を行おうとしているY支配人政権に私はさすがに食って掛かった。

転職活動再始動2

年末年始休んだことはない。

社長と専務とK常務が年始のあいさつ回りで現場に顔を出した。

「あけましておめでとう。ことしもよろしく」と言いながら仕事中の従業員と挨拶をかわすのだ。私のセクションにもやってきた。社長御一行の総回診だ!

私のセクションはレストランでその時は宿泊いただいているお客様の朝食の時間。毎年ご宿泊いただく常連のお客様と挨拶をかわし新年を喜ぶ。

業務的には正月メニューでいつもと違うことやお客様の単価も高く品質も高いものを提供しなければならないというプレッシャー、連勤による疲労、いつ休めるかわからない不安と闘いながらの業務遂行だ。

そんな中での総回診。当時M支配人はびったり密着ごあいさつ!

笑顔で新年を喜び自社役員を丁重にもてなす。

その光景を見ていたお客様は何があったのかとどよめく。どんな重要人物が来ているのだろうかと。

常連のお客様から声をかけられた「いったい何があったの?あんなに支配人さんが丁重にお相手するなんて、どちらのお客様?」。

「いえ、あの、その」、、、答えられなかった。「当社の役員です」、、、

 

M支配人は年末年始に高い金額を払って泊まりに来てくださるお客様よりも大切で重要なのは自社の役員様なのだと背中で教えてくれた。

 

Y支配人が着任して体制が変わり良くも悪くも13人いた社員のうち6人が会社を辞めた。

各々の事情などがあるため一概にY支配人のみを責められないが、Y支配人在籍中に約半分の従業員が会社を辞めたという事実は事実である。

 私にも同僚が相談してきたことがあった。「自分は以前のお客様を大切にする接客ができる状況の方が良かった。素敵な景観や景色、この観光地が好きでこの会社に入社したがK常務の「従わない奴は去れ」というような恫喝に近い命令は耐えられない。今の支配人(Y支配人)の元では仕事を続けられない会社を辞めようと思う。」と。

他の部署でも辞職の考えを持つ人もおり、このままではいけない、どんどん悪くなっていってしまうという恐怖や不安、怒りを募らせていった。

そんな中ふと新聞の記事を調理のパートのおじいさんに見せられた。

『部下の話に耳を傾けよう』という見出しで、パワハラについての内容だった。

私はY支配人にその記事を見せて「従業員の声に耳を傾けてください、このままではみんないなくなってしまいます。」と伝えた。

Y支配人は笑って「私にパワハラだって言いたいの?」と言った。

私は「いや、そういう事ではなくてY支配人が悪いとかではなく、みんなついていけなくなってしまいます。話を聞いてあげてください。」と返した。

なんとか改悪されていく会社の状況を食い止めたかった。

次の日私は休みで自宅にいた。知らない番号からの着信。電話にでた

「俺だ、」

「はい?」

「Kだ」

「え?」

K常務からの電話だった。

「Kだ、おまえY支配人にパワハラだって言ったそうだな」

「え!?いゃ」

「ふざけたこと言ってんじゃないぞ、おまえそんなこと言ってわかってんだろうな」

急に体中が熱くなりこわばったのを覚えている

「いや、違います、そうではなくて」

「お前今年の春先昇進させてやったが必要ないってことか?」

「待ってください、違うんです、聞いてください」

「なめたこと言ってんじゃねえぞ、上司にそんなこと言ってただでいられると思うなよ」

がちゃ。

もうパニックだった。終わった。と思ったのと、本当におかしい会社なのだと思った。

常務にあんなことを言われもう会社にはいられないだろう。今後家族はどうしたら、、

や、なんとしても今のおかしい状況を改善し会社を正常にしなければ、などいろいろな感情が浮かんできた。

転職活動再始動1

今日面接をしてきた。

 

昨年の冬を思い出す。

自分が勤める宿泊施設の売り上げが低迷しているため新たな支配人Yさん(女性)が採用された。その方は60歳をこえており、ホテル担当役員K常務からの依頼ということもありホテル事業部の副部長兼副支配人の依頼を受けたようだった。Y支配人の前職は名勝観光地にちなんだお土産物の販売と、観光客相手の懐石料理を提供する昼食の飲食店の運営。いずれにせよホテル宿泊業の経験はない人だった。最初は副支配人というポジションでの配置だった。

当時の現職支配人はM支配人、上司の顔いろを伺うタイプで強気者を憂い、弱き者を挫くような人間性。部下からの信頼はすこぶる薄かったが上からはかわいがられて昇進していったタイプ。

私が強く言えることではないが、私の勤める宿泊施設の売り上げ低迷は社会的な状況や経営戦略によるところで、現場に与えられた裁量権の中のマネジメントの云々程度では改善できるレベルではないと感じていた。

いずれにせよY副支配人着任から1年程度でM支配人は支配人職を解かれY副支配人が支配人となった。

M旧支配人は会社では部長職でもあったため、ただの部長となった。

しかし席はそのままだった。新支配人と旧支配人が隣同士で仕事をするということだ。

当然だが軋轢がうまれた。何か新しい事や改善をしなければならないY支配人と、今までこのやり方で守ってきたのだという姿勢のM支配人。

そして当然だがあっちの言い分とこっちの言い分、指示などにずれや違いが生まれ部下たちが困惑したのは言うまでもない。

いずれにせよ、どちらの支配人もK常務の顔いろを伺いご機嫌を損ねないようにふるまう人間性の持ち主だった。

Y支配人も着任当初は従業員の声に耳を傾けてくれるところもあったのだが、結局はK常務の犬となり下がっていった。

Y支配人も売り上げの改善を任され臨む姿勢はあったのだが前述のとおり1支配人程度に与えられている裁量権でどうにか改善できるレベルの問題ではないのである。

Y支配人は困りK常務に指示を仰ぐ相談をするようになる。K常務は具体的な方向性や目的や目標はなく、ただ理想を語るだけの回答。Y支配人は部下に投げるようになる。部下は困りできなかったり、できないとY支配人に相談する。Y支配人『私もわからない』と言う。

Y支配人にこう言ったことがある

「根性や努力ではどうにもならないことはあります、今後継続して安全に業務を進めていくには一つずつ着実に行うべきです。現状の従業員(戦力)ですと何かをはじめたら何かはやめなければできません。しっかりと何ができて何ができないかの現状把握をして進めていくべきです」と。

Y支配人の答えはこうだった。

「うんうんわかるわかる。そうよねその通りよね。

でもね、できないって言えないの。」

できないと言ってはいけないという強迫観念が植え付けられていた。

Y支配人が着任したときの朝礼でのこと。

普段は本社勤務のため現場にはほぼ来ないK常務が朝礼に来た。

従業員は大至急集められた。ありがたい常務様のお言葉である。

「今日からYさん支配人をしてもらうこととなった。これからはY支配人の言うことに従い業務にあたること。私のやりかたに不満がある方はいつでも辞めてもらって結構ですから。わかりましたか?・・・・

わかったか?!!!      返事をしろ!!!!!!」

従業員一同「はいっ!」

恫喝です。

その言葉に私も同僚たちも何とも言いようのないやりきれない感情を抱いたことを思い出す。

 

秋の憂鬱 17日目

夏から秋への移り替わりを感じさせる風の冷たさは、切なさと寂しさのにおいがする。

 

すっかり寒くなってきた。つい最近まで寝るときは冷房を使って寝ていたのに、、、

歳のせいだろうか、経験の蓄積によるものだろうか、季節の変わり目は何だかソワソワする。

商売柄、冬をメインとする業態のため仕事においては冬が忙しく、秋はその冬を迎え、乗り越えるための準備期間、心の耐性訓練期間なのかもしれない。

 

冬の業務は心が揺れ動くことが多くあった。急な配置転換や過度な労働。無理な押し付けとも感じられる業務、やらなくてはならないという責任感、周りに迷惑をかけられないというプレッシャー、長時間労働、長時間拘束、複雑化する人間関係。

 

たくさんの事象が交錯し混乱と苦しみを産む。

 

今の会社の立場やポジションがそう感じさせるのだろう。何が起こるかわからない状況や未知の不安に向かっていく道のりがこの秋という季節に感じてしまう予兆だ。

 

秋には自分自身の苦い思い出もある。自分が苦しむように自分がしてしまった事。

忘れてしまいたいが忘れたくない事。完全なる矛盾。

なくなることを承知で温めた想い。この気持ちや想いは一生大切に忘れない記憶として心に刻もうと自分が自分にかけた魔法が今も秋の風と共に強く思い出させる。

大切にすべき記憶なのか、忘れるべき記憶なのか、ただの執着心なのか。

現実にわかってきたことは、年数の経過、蓄積により過去の記憶や想いは薄れていくということだ。

山々の紅葉が日々移り変わり、紅葉を迎えた木々は最後の力で輝きを映し出して枯れていく。山頂から山麓へ、人間の寿命のように自然の摂理で順番に回ってくるのである。

職場が山間部ということもありより秋の季節は日を追うごとに恐怖の入口(冬期間)へのカウントダウンを感じさせる。

そんな中においても『秋晴』はすがすがしい気持ちになる。心地よい太陽の体を包み込むような温かさと、程よい冷涼感のゆるやかなそよ風。

カラっとした秋晴れは前向きな気持ちと元気をくれる。

来たる恐怖や不安に立ち向かうべく、しっかりと心と体を整えていきたい。

せどり販路比較 16日目

仕入れた商品の販売先

いかに安く仕入れるか、いかに売れ筋(回転率が良い)の商品を仕入れるかは重要である。そしてその商品をどこでどのように売るかも非常に重要だ。

 自分自身の販路は現在Amazon、メルカリ、ラクマの3プラットフォーム。

せどりを始めて3ヵ月でひと月平均3万円程度は今のところ稼げている。販路の使い分けと比較をしてみる。

Amazon

YouTubeなどでせどりについて教えてくださる方々はAmazonをお薦めしている。

〇メリット

・フリマサイトより高値で売れる。

・自宅に在庫を抱えなくてよい。

Amazon倉庫に送ってしまえばあとはAmazonが購入者とやり取りをしてくれるので、手間がかからない。

Amazonプラットフォームの販売力の力強さ。

・自身も以前まではそうだったが、購入者は購入先をAmazonだと思っているため、個人マーケットよりはるかに消費者の信頼が高い。

それなりに回転率の良い商品で利益の得られるものを見つけてしまえば自販機のように補充を繰り返せば稼ぎ続けられる。

×デメリット

・当然のことではあるが、利用料がかかる。大口セラーは月額4,900円(税別)Amazonへの商品入荷時の配送料。Amazonの各種手数料。

・出品制限規制がかかっている商品があり解除しないと販売できない。

・同じ商品を販売する販売者がたくさんいる場合や販売者の中にAmazon本体がいる場合なかなか売れない、値崩れ(価格競争)がおき利益が出なくなる場合がある。

 

手数料については販売個数が大きくなればなるほど気にならなくなっていくが軌道に乗るまでは大きな出費に感じる。手数料支払代金と利用メリットの比較は利用者の裁量によるところだ。出品規制は解除方法を知ってしまえば比較的簡単に解除ができる。手間である分解除してしまえばライバルは減るためメリットにもなり得る。

何よりも大きいのは販売力だろう。販売ランキングの高い商品はあっという間に売れていく。販売ランキングがわかり売れ筋が見えるのも良い点だ。

 

私自身はAmazon割合いは1割程度の利用にとどまっている。まだ扱う商品量がそこまで多くないのと、使い慣れていないため慎重に販売していきたいためゆったりと構えている。今後は徐々に取り扱える商品を増やし、拡大して行きたい。

 

②メルカリ

日本最大級のフリマサイト

〇メリット

・手軽に出品できる

・個人売買のため商売感が身につく

・『フリマ』という認識のため梱包など多少手が抜ける。

・利用者が多いため比較的安い。

×デメリット

・利用料10%、送料がかかる。

・値引き交渉がある。

・売価が割安になりやすい。

 

手軽で販売力もあり比較的始めやすいプラットホーム。メルカリプラットホーム上に商品情報の記載や写真の添付等の商品陳列作業や値付けの判断、売れない場合の値下げ作業、梱包、発送手続きなど一点一点行わなければいけない。人によるところだが面倒だと感じる人もいるだろう。自身は商品の購入→検品→陳列(情報記載、写真撮影)→購入者の値下げ交渉→落札→梱包・発送→評価→利益の確認。

この商品を仕入れて売れていき利益がでるまでの流れを自分自身でやることにより、サラリーマンでもらう「いるだけでもらえる給料」より、はるかに自分で稼いだ達成感や高い価値観を感じられ手間だとは感じない。

 

ラクマ

日本最大級ECサイト楽天』が手掛けるフリマサイト

〇メリット

・手数料が3.5%と格安

・メルカリ同様手軽に出品できる

楽天独自のキャンペーンなどが豊富

×デメリット

・メルカリの4分の1くらいの利用率(体感値)

・メルカリと比べ規制は緩め(偽物や無在庫販売の恐れあり)

 

なによりは手数料の安さ!3.5%は販売者にとっても利用者にとっても非常にありがたい。ただし利用者はメルカリに比べ少ないため、販売力は弱め。メルカリと併用販売でラクマで落札が入れば手数料分ラッキーという感覚で利用している。今後広く拡大し他のフリマサイトと競争が起き販売者と購入者がより使いやすくなってくれることを願う。

 

販路によってさまざまなメリット、デメリットがあり月3万円~5万円程度ならフリマサイトに比重を高めにおいていても良いが10万円以上の利益を求めていくならAmazonと上手にお付き合いしていく必要がある。今後も楽しみながら継続していきたい。

楽天ポイントせどり 15日目

今回は楽天ポイントせどりの解説。

前記事にも記載したが、楽天ポイントせどりとは、楽天で購入する際に獲得できるポイントがキャンペーンなどで多くもらえるタイミングで商品を購入して、Amazonやメルカリなどで販売してポイントを購入商品代金から獲得ポイントを差し引いた金額が販売価格(手数料+配送費)を下回った分が利益となる物販ビジネスである。

楽天市場にはSPU(スーパーポイントアッププログラム)という制度があり楽天市場で定められた条件を満たせばポイント獲得の倍率を増やせるというシステムがある。

1倍につき1%の楽天ポイントを獲得でき、最大16倍までポイントアップすることができる。

倍率アップの条件は

【楽天市場】SPU(スーパーポイントアッププログラム)|ポイント最大16倍

まずは倍率をできるだけ高める。可能であれば12倍は取っておきたい。

楽天市場ではポイントアップキャンペーンなどがありそのタイミングで購入すると倍率アップするイベントだ。

主なキャンペーンは

楽天スーパーセール

・お買い物マラソン

・5のつく日

・買ったら倍

さらに楽天に出店している店舗独自のポイント付与などもある。

SPUポイント、楽天市場のキャンペーンポイント、店舗ポイントが重なるタイミングで商品を購入すると大幅にポイント獲得ができ、ポイントを現金と考え獲得ポイントを差し引いた価格が仕入れ価格となり、その価格が手数料と送料を加えた金額より高く売れればその差額分だけ利益となるのである。

『安く仕入れて高く売る』この根本的な考えは物販の基本だ。

いかに安く仕入れるかが肝となる。

最初にせどりをやろうとしたときに何だか悪いことをしているような釈然としない感情を抱いたのを思い出す。しかし物販の基本に立ち返ればすべての商売は必要としているものを必要としている人へ届けて、その手数料を頂戴するということだ。

卸売りはまさに『せどり』なのだ。

『必要としているものを必要としている人へ届ける』ということによる手数料で利益を得るということだけで考えれば、貸金業の方がよほどあくどい商売だと感じる。一度借金をさせれば担保や連帯責任を負わせてそこに低金利に見せかけた大きな利息という名の手数料を毎月何もせずに支払わせる商売。よほどせどりは優良ビジネスだ。

楽天ポイントせどりはポイント還元が大きく重なる日を見定めれば比較的簡単に利益を取れる再現性の高いビジネスだと自身で行ってみて実体験から理解ができた。